生活問題論

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
150251   人間福祉学科 前期 1・2 2 藤井 千賀

授業の主題(テーマ)
消費者問題入門

授業の目標(講義概要)
わが国の生活水準は飛躍的に向上し,豊かさを享受できる時代になりました。しかし,豊かさの蔭で,公害問題,物価問題等多くの社会問題が発生しました。消費者問題もその一つです。「振り込め詐欺(おれおれ詐欺)」や食品の偽装表示問題など消費者を取り巻く問題は後を絶ちません。この授業では,社会に巣立とうとする若者をはじめひとり一人の消費者が経験するであろう身近な問題に重点を置きながら,消費者問題を体系的に整理し,消費者問題への対応について考えたいと思います。 

授業計画
第1回  消費者問題とは
第2回  消費者問題・運動の歴史(1)
第3回  消費者問題・運動の歴史(2)
第4回  消費者行政と消費者の権利(1)
第5回  消費者行政と消費者の権利(2)
第6回  商品・サービスの取引をめぐる問題(1)
第7回  商品・サービスの取引をめぐる問題(2)
第8回  消費者信用(クレジットカード)をめぐる問題
第9回  商品・サービスの安全性をめぐる問題(1)
第10回  商品・サービスの安全性をめぐる問題(2)
第11回  商品・サービスの情報(広告,表示)をめぐる問題(1)
第12回  商品・サービスの情報(広告,表示)をめぐる問題(2)
第13回  福祉社会と消費者問題(1)
第14回  福祉社会と消費者問題(2)

評価方法
出席状況、定期試験を中心に評価する。

テキスト
使用しない

備考
この授業が,学生諸姉の「社会へ出るパスポート」(=消費社会に出るための最低限必要な知識)の役割を果たしてくれればと願っています。